パソコン年間出荷台数の精度はいかに
2013年度(4月~3月)にメーカーから出荷されたパソコンの台数は1,210万9千台で、対前年比は108.6%の伸び率だったそうです。(2014年4月25日 一般社団法人電子情報技術産業協会公表)
出荷金額ベースでは9,263億円で1台あたりで計算してみると76,497円になります。
この金額はメーカー蔵出し価格なので、途中の流通マージンがのってユーザー購入価格はもっと高くなります。
ところで、この統計データですが、自主統計に参加している下記11社の出荷をまとめています。
アップルジャパン
NEC
オンキヨー
セイコーエプソン
ソニー
東芝
パナソニック
日立製作所
富士通
ユニットコム
レノボ・ジャパン
この顔ぶれをみると、何か抜けている感じがします。
DELL(デル)
HP(ヒューレット・パッカード)
Acer(エイサー)
Gateway(ゲートウェイ)
これらのメーカーが統計に加われば、数字はもっと大きなものになります。
統計データを見るときは、その集計対象になっているものを注意深く視る必要があります。
実態を正しく理解しないまま、統計データの表面だけをなぞってみても、なんの成果も出てこないでしょう。
逆にマイナス面が露呈してくる可能性さえもあります。
そんなことにならないよう、注意しましょう。
タグ
2014/04/26 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:パソコン
トラックバック&コメント
この投稿のトラックバックURL: